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駄菓子屋の革命家 春枝さん/沼尻真一


多治見の窯場の周りには

和菓子屋さんも、

駄菓子屋さんもあります。




懐かしいな〜


池の畔に二宮金次郎像の

ある小学校では

もちろん買い食い禁止だったけど、


そんな事はお構い無しに

ガチャガチャひっくり返したり、

よっちゃんイカとか

ホームランバー食べたな〜と思い


恐る恐る店を覗くと

掃除の行き届いた清潔な店内。



https://www.houtokusya.com/歴史/報徳思想と大日本報徳社/


戦後の日本人骨抜き施策から

岐阜の山中に捨てられている

二宮金次郎像の話をラジオで知って、



自払で二宮金次郎像を祀った

春枝さんと出会いました。


沢山の子供達に

金次郎の話をしているという。



・五つ玉のソロバンでお勘定



春枝さんは、

毎朝6:45からのNHKラジオが日課。


NHK出演経験もあり。

驚くほど、現代時事に精通して博識。



昔の政治家は名誉職で

金のある人がみんなの為に

政治したもんや。


今は私服を肥やす為に

政治家になっとるでな。


残念やよ。


85歳の方が憂いてしまう

日本って本当に残念無念です。 


マスコミには政治という欄が確保され、

知りたくなくても胸くそ悪い

ニュースが沢山入ってきます。


まともな人を選びたくても、

情報が無い、またはそんな志を感じる

選択肢が無いから投票にいかない。


目立たちたがりのパリピか

世襲しか政治家になりたいという人間が

いないというのが、日本の現実です。


因みに衆議院選挙投票率


昭和42年→73% 

平成29年→53%


http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/


もはや半分以下の人間

中高年の意向で国政が

決められているのが現実です。


家にいる 爺さん婆さんを

説得しないと無理ですわ。


しかし、わずか50年で

日本の投票率が20%も

落ちるとは異常事態❗



世界的に見ても日本は異常に低いようです。

https://hbol.jp/153248?display=b


ドイツ連邦議会選挙 76.2% (9月)
フランス大統領選 74.6% (5月・決選投票)
イギリス総選挙 68.7% (6月)




投票率なんて上がったら

何が起こるかわからないから

選挙制度を変えないのも、

一つの政策なのでしょう。



春枝さんが

政治家やテレビのコメンテーター

なら日本も変わるだろうな。



日本には

二宮金次郎ゆかりの場所が

いくつかあり、その内の一つが


つくば市二の宮。


谷田部藩主の細川様が

土木治水を二宮金次郎に

依頼したご縁です。

http://numajiri.jugem.jp/?eid=777



なんと、そんな縁の場所にある

二の宮小学校には

二宮金次郎像はありません!


この右側あたりぴったりや。



これが現実の教育です。

厳しい〜。


前川さんも辞めるわな。


いつか卒業生達が

奮起されることを期待します。

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/sontoku/topics/sakubun2015.html



今年は嬉しい事に

映画になるようです。


つくば市が描かれるか

わかりませんが、


二宮金次郎さんのご縁。


85歳の春枝さんに

お礼にチケットを贈れたら

いいなと思います。


http://hoshi-movie.com/#supporter


沼尻真一


・「ハレとケ」遠野物語・柳田國男

http://numajiri.jugem.jp/?eid=590


・marimekko茶会開催

http://numajiri.jugem.jp/?eid=901


・二期倶楽部クロスセッション

  建築家 山本理顕先生×難波和彦先生×

  社会学 山本哲士先生×北山ひとみ代表

http://numajiri.jugem.jp/?eid=557


・農園の雪

http://numajiri.jugem.jp/?eid=413











































多治見とNYCの共通点/沼尻真一


おばさんに連れてってもらった、

NYのハイラインと多治見の遊歩道が

元は線路で同じだな〜と思ったんですが、



https://blog.excite.co.jp/nyliberty/18458514/

まったく人がいないだけ

多治見の方が素晴らしいです。


つくばにも

ペデストリアンデッキという

大層な名前の遊歩道があるけど、

一生懸命予算使って

石畳をアスファルトに変えたりするし、

桜の季節はいいけど、

それ以外はその桜に隠って

肝試しに最適です。


人口に対し図書館も美術館も

ミニミニで腰が抜けますがな。


このハイラインのある

チェルシー地区面白かったな〜 

昔の裏原見たいやったし。


https://blog.goo.ne.jp/lesecomelon/e/ffe91f82c36ba2e50d274b248c803a4b


ひっそりコム・デ・ギャルソンが

オープンしてて

この駿足に二度ビックリ。


魅力的な街は

しっかり考えて作られてるし、

住む人もお店をやる人も心地いい

から集まるんだと思います。

予算をかけても、かけても

酷いものができるのは破壊です。































marimekko茶会・満員御礼・茨城県陶芸美術館/沼尻真一

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5/3,4両日ともに無事に満員御礼にて

marimekko茶会in茨城県陶芸美術館を

終える事ができました。

 

これも連休にもかかわらず

お越し頂きました、

お客様のおかげです。

本当にありがとうございました。

 

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また、全てのご支援を頂いた

館長の金子先生はじめ

鈴木副館長、

柳田課長や飯田さんなど

学芸員の皆様・

スタッフの皆様のおかげです。


本当にありがとうございました。

 

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また美術家でもある柳田課長には

徹夜で描いて頂いた肖像画を

プレゼントいただきました。

 

本当にありがとうございました。


 

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「marimekko」の生まれた背景や

企業文化を読み取り

 

今回も

自分たちの手を用いて

足でかせいで、

クリエイティブに茶の湯を

表現しました。

 

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・新しい現代の茶の湯だ〜

 

・自由でいいな〜

 

なんて言われますが、

 

これだけ情報も道具もある

便利な現代だからこそ

ただ買い求めてきた道具を

並べるだけの茶の湯ではなく

 

高価な唐物から

安価で身近な竹を用いて

花入や茶杓を削り

崇高な美を築いた利休居士。

 

その「創造性」や

「心入りの振舞い」を

 

現代の茶の湯の中でも

大切にしたいと私たちは

思っています。

 

だから、それぞれの茶会に合わせた

オリジナルな道具を自分で作る、または

作家にオリジナルの道具を

作ってもらう、

なんて古の茶の湯からしたら実は当たり前の姿なんだと思っています。

 

茶事や茶会では

郷土の歴史や文化、伝統を

盛り込み披露する事が可能です。

 

257_large[1].jpg

 

だから地元の伝統工芸も

あるいは作家の方々、

お店の方にも

ほんの小さな光ですが、

スポットがあたるんだと思います。

 

ましてや、首都圏に

一番近い窯業地

茨城県笠間市において、

茶の湯文化を活用しないなんて本当に

もったいないと思います。

 

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また今回は 初の試みとして

茶会ができるまでを参考にしていただく為に、

 

marimekko茶会開催日までのメイキング画像を

「episodeシリーズ」として

企画し配信しました。

 

コンセプトワークから、

着物、ガラス、陶器、和紙、菓子など

普段見ることはない裏方を

ブログにて紹介させて頂きました。

何かの参考になれば幸いです。


今回のmarimekko茶会

sectionプロジェクトに関わって

頂いた、作家やお店の方々にも

改めて感謝申し上げます。


 

・買ってきた、借りてきた

  並べた、茶会する。

 

では、このようなメイキングを

紹介する事もないと思います。

クリエイティブをする

茶の湯だからこそだと思います。

 

私達は今まで全ての茶会を

同じスタンスで実施しています。

 

http://numajiri.jugem.jp/?eid=825

 

国宝の道具や、中興名物の道具は本当に

息を飲むほど素晴らしく、

またそんな茶会も同じように

有り難いものです。

http://numajiri.jugem.jp/?eid=820

 

しかし、その茶会の意義や

未だ見ぬお客様をイメージしながら

手作りする/クリエイティブする茶会も、

時間や労力は係りますが、

お客様の意外な驚きや、笑顔を見ると

茶の湯の素晴らしさを同じように

実感する事ができます。

 

学生茶道〜社会人になると

だんだんと茶道人口が減ってしまう

理由の中にも、

学生にしかできない美の感性が

発揮されない状況、クリエイティブに

自分が楽しむ、が足りないような

気がします。

 

自分が辛くて苦しくて

お客様をもてなす、

なんてできないからです。

 

茶杓一つ削る

 

青竹を切る

 

花を摘む、選ぶ

 

あるいはお菓子や

点心を作ったり

 

知人の作家に注文してみたり

 

あるいは

道具がなけりゃ

古の歌会のように

つまらない半東でなく、

リリックやフロウが生まれるように

言の葉でお客様の頭を揺さぶり

愉しませる事もできます。

 

こんなもんは

本来の茶の湯ではあたりまえ

かもしれませんが、

 

 

女性が9割の茶の湯時代に

着物がどうだ、

メシがどうだ、

菓子がどうだ、

稽古のための稽古でなく

本番バッターボックスに立ち

辛酸を味わうのが一番の稽古です。

 

100回の稽古より一発の本番。

なぜか稽古通りにいきません。

 

ままこどやで!なんて

言われない茶の湯の形。

 

気合いと根性、一本筋の通った

気概がビシッと見える

茶の湯。

 

ガチの遊び。

 

極道の茶の湯。

 

 

何か小さな一つでも、

茶の湯のメイキングは

生まれますし、


そこに 亭主の個性や

お客様を迎える気持ちを

託す事ができるように感じています。

 

点前は各流儀の型や

約束の他は

茶の湯は自由です。

 

逆を言えば自由がどこなのかを師から学び、

知ろうとするのが稽古でもあると思います。

 

また

marimekko茶会に

お越し頂けなかった方に向けて、

「ブログmarimekko茶会」を

初めて開催しました。

 

さらに昨年2017年に茨城県陶芸美術館にて

開催した、3回のsectionの茶会を

写真と文章で一冊の

「茶会記」として

まとめました。

 

私達の活動が


誰かの美意識でなく

ご自身の目を信じて


その手と足で


それぞれの地域の歴史や文化、

伝統工芸を用いて


和みある

自らが愉しい茶の湯を

実践されるきっかけになれば幸いです。

 

そこに

クリエイティブはあるか

 

section

 

381_large[1].jpg

 


 ・沼尻真一の茶道や茶の湯に関する記事

https://profile.ameba.jp/ameba/chazenichimi














 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


marimekko茶会 終了・茨城県陶芸美術館/沼尻真一


今年の年頭に掲げた


・新作の発表

・作文の発表


この2つを

茨城県陶芸美術館にて

5/3〜4に開催した

marimekko茶会の


【水指】


【section茶会記作品集】


https://ameblo.jp/ebisoko/entry-12372516398.html


という形で

同時リリースできたので、

結果を残す事ができて、

ホッとしています。





美術館の都合上、

GW、笠間の火祭り期間中の

marimekko茶会という、


なかなか先輩や友人に

遊びに来て頂くにしては、

とてもとてもハードな日時でした。


また一般の休日や祝日には

自分は絶対に出かけないので、

GWに移動というのは

交通機関、宿も全てが困難を極めました。


自分が20歳の時から

まったく日本のGWの混雑

風景は一緒であきれます。

それだけでなく、

20年〜30年もまったりと

何も変わらない日本だな〜と

きっと30年後も変わらなそうです。




事前に全国7箇所で開催されてきた

marimekko展なども見ていたので、

今のような大胆なデザインだけでなく、

シックなラインの服や布地も

作られていた事が

今回のmarimekkoスピリッツ展だけで

どのくらいの方に伝わるのかな?と

思いました。


なぜそんな

デザインが生まれるのか?

全て必然性があります。


だからmarimekkoだからって

オールmarimekkoの道具茶会は

しません。


そんなものは誰がやってもいいので。


創立者アルミラティアさんの

【女性の解放】は

なぜ必要だったのか?


なぜ日本人も

美しい自然から美を見出だしているのに、


大胆にごちゃごちゃ


調理デザインせずに


旨い寿司のように


潔い禅のように


素の【素材感】を大切にするのか?


余白を持つのか?


もはや答えは出尽くして

いますし、


皆それぞれ

思いあたる節があるはずなんで割愛します。


そんな自然から

インスパイアされる対比を

茶室で実験したようなものです。


つまり日本人の感性で

色々なものを作り、

組み合わせて「無地」をつくりました。



対比見えますか?


あとは

関東の茶会は薄茶でも

笑いが無いのが

茶の本場関西との大きな差です。



「神妙な顔してその御仁は茶を喫した、

もっともそれが茶の姿であるように。


しかし、果たしてそんなすする音も無く

笑いもない茶が古今東西あっただろうか。

まして薄茶ならなおさらだ。


話す気もなくなり、静かに柄杓を引いた。」

康成





自分の金で学び


自分の金で茶をするなら


自分は半泥子の


「莫加野(耶)廬(ばかやろう)」


「鳴穂堂(なるほどう)」


ぐらいで、いいと思っています。


バカヤロー、なるほどにも

ちゃんとエピソードがあります。

それが茶目っ気、茶味なんです。


しかし作品は火に任せて芸術だなんて

時代でないので、半泥子さんとは

まったく違いますが。


職業茶人でなければ

着飾った婦人のホストを

教本通り勤める

必要はありません。


ご隠居さんの

たかがお茶、

されど茶ぐらいでしょ。


男のやる茶なんてそんなもんです。


自由に操るために

稽古はあるはずなんで。



◼ブログmarimekko茶会開催❗

https://ameblo.jp/ebisoko/entry-12372516398.html






















marimekko茶会初日・茨城県陶芸美術館/沼尻真一




新作の水指も

ちゃんと稼働してくれて、

初日が無事に終わりました。


明日、最終日頑張ります。