多治見めし「ひつまぶし」 ※ふつう盛
先日、鎌倉の茶席でご一緒した女性から
多治見ってウナギが日本で一番美味しくないですか?
って聞かれ、
伊丹大阪の人の舌にも適うものかと感心した。
「お櫃」のご飯にウナギの蒲焼を「まぶす」
を語源とする説や様々あるようですが、とにかく美味しい。
関東のようにウナギを蒸さずに
そのまま焼くからパリッとした触感になるから旨い。
さらに、ひつまぶしには食べ方があるので、
それも一度で二度三度おいしくなる。
多治見は陶磁器もいいけど、小さな町に
何十軒もある ウナギ屋さんでぜひ一度ご賞味を。
大量に出る肝焼きもおすすめです。
世界的に刀や刃物で有名な岐阜県関市も
同じように、うなぎ屋街で有名です。
陶芸の町と、刀鍛冶の町、二つ共高温の火を
ダイレクトに使う仕事、流した汗を癒すのが
このウナギ食だったと伝えられています。
多治見市のキャラクターはうながっぱ/やなせたかし氏作
※多治見駅前が38℃を超えると、駅前に出没してステッカー
もらえます。
沼尻真一
Index
・沼尻真一の陶棲
・日本の暮らし方
建築家 山本理顕先生×難波和彦先生×社会学 山本哲士先生
・つくばハーブ農園/沼尻真一
・細川護煕さんの陶芸/沼尻真一