JUGEMテーマ:家庭菜園
JUGEMテーマ:ナチュラル*シンプルライフ今年のトマトは、固定種の種を取寄せ育ててみました。
収穫してみた結論は、
・熟すのが遅い。
・苗にばらつきがある。
・現在、世の中でおいしいと言われるトマトの基準ではない。
・虫に弱い。
という状況です。これだけだと、悪いことづくめですが
じっくり熟すので家庭菜園では使えるかもしれません。
少し残念だったのは固定種の種を取り扱っている会社から
このような情報を事前に公開されていなかったことでした。
種を売っているのであれば、実際に育ててどうなのかを
教えてほしいなと思いました。
僕の家の周りは、いまだに直売所に出荷している60代〜70代の
専業農家の方がいます。
実際に、このトマトの苗がめずらしくて、部落の人たちが
みんな見に来たし、実際に挿し木で分けもしました。
その結果は残念ながら、おいしくない、だめだという意見ばかり。
F1種の種はだめだという主義の種会社とかは、エコとか環境とかにも
敏感なんですが、この種じゃ農業を生業にはできないと思います。
農業を仕事にできるように、必要があって種も
改良されてきたんだと思います。
実際農家をエコ的に見えたりするんですが、僕は全然そんな風には思いません。
この国の風土と気候のなかで、農業を仕事にしていくとしたら、
何かに目をつぶらないと生業にはなっていかないと思います。
どうして、専業農家がF1種の種を使うのか、農薬を使うのか、除草剤を
使うのか、少しずつですが分かってきた気がします。
沼尻真一