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茶道・正月初釜・花びら餅でなく【葩餅・ごぼうの由来】京都・川端道喜★男の茶道☆沼尻宗真

 



歳が明け

初釜の季節となりました。


今年も社中の初釜があり

京都・川端道喜さんの「餅」を頂きました。


干菓子は亀屋伊織さんです。




社中の初釜で御宗家と同じものを頂ける

なんてほんまありがたいです。



元は一月元旦の宮中雑煮の

雉酒の具として使われてきたものが

「葩餅」の起源です。


とここまでは

普通の「花びら餅」の

由来として説明されています。



しかし、

いま伝わっている「花びら餅」は


明治四年と明治六年に

十二代道喜さんがわざわざ東上し

作り方を宮中へ伝えたものなのです。


ゆえに道喜さんの「餅」が貴重です。


ちなみに 道喜さんでは

「花びら餅」ではなく




「葩餅」 と表記しています。



では「葩」の意味をみてみましょう。


白いはな・ぱっとさいたはな

はなやかな・あざやかなさま


阿弥陀如来が浄土で説法されるとき
「無量の妙華を雨らして風に随いて周遍す」
とされ華は浄土の荘厳の一つとして
表されます。

仏典では、特に「蓮」の華を
仏のさとりの象徴として描かれ
この「葩」も「蓮」の華の花びらを
かたどったものです。



ところで茶道の稽古をしている

皆さんは


葩餅」が何の花びらかご存知ですか?



1さくら


2もも


3うめ


正解は一番最後に↓




禁中年中行事を示した

「御定式御用品雛形」という絵巻物には


白い葩12枚、その上に

紅の菱餅12枚、それと押し味噌

竹皮で包んだ飴等々とまじり

年魚つまり鮎を二匹この

菱葩の上に並べてあります。


四季草という本には


「餅は魚物一色付ければ

                一献初献の肴となる」


つまり餅も酒の肴になる!

ゆえに宮中元旦の雉酒の肴に

なっていたという事です。



「鮎」は宮中ではおめでたいもので、

保津川、大堰川、桂川から「鮎」が

よく宮中へ入ってきたようです。



しかし、


なぜ「鮎」はめでたいか?を知らないと

せっかく茶道の稽古をしていても


正月の「葩餅」「初夏の風物」がまったく

理解できないので下記の解説をしています。



◆皇室と茶道の「鮎」の意味



◆白州正子さんの京都・平野屋の「鮎」



いまはこの二匹の鮎が

ゴボウに変わり

全国に「餅」が広まりました。



このような歴史ある「葩餅」を

頂ける事も茶道の楽しみの一つです。


最後になりますが、

御粽司15代川端道喜さんの

記録に感謝致します。



正解は、3うめ です。






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