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西行法師【紅虹たなびけば虚空いろどられるに似たり】男の茶道/沼尻宗真

仕事から帰る途中、

大きな「虹の橋」が
多治見の空に掛かりました。
完全な「虹の橋」は初めてです。

虹の美しさは
今から800年も前に生きた
西行さんも見ていたようです。




 〈西行法師の歌と伝わる原文〉

紅虹たなびけば虚空いろどれるに似たり。
白日かゞやけば虚空明かなるに似たり。
然れども虚空は本明かなるものにもあらず、
又色どれるにもあらず。

我又此の虚空の如くなる心の上において、
種々の風情をいろどると雖もさらに蹤跡なし。
此の歌即ち是れ如来の真の形体なり。

されば一首読み出でては一体の仏像を
造る思ひをなし、一句を思ひ続けては
秘密の真言を唱ふるに同じ、
我れ此の歌によりて法を得ることあり。
若しこゝに至らずして、
妄りに此の道を学ばゝ
邪路に入るべしと云々。さて読みける
 
〈現代語訳〉
美しい虹がたなびけば、
虚空は一瞬にして彩られ、
太陽が輝けば、虚空が明るくなるのと
一般である。
 
わたしもこの虚空のような心で、
何物にもとらわれぬ自由な境地で、
さまざまの風情を彩っているといっても、
あとには何の痕跡も残さない。
 
それがほんとうの如来の姿というものだ。
それ故私は一首詠む度に、
一体の仏を作る思いをし、
一句案じては秘密の真言を
唱える心地がしている。

私は歌によって法を発見することが多い。
もしそういう境地に至らずに、
みだりに歌を勉強する時は、
邪道におちいるであろう、
云々とあって、
終りに一首の歌をあげている。


いよいよ10月、大陰極まり
一陽来福の炉開きが近くなりました。

新しい門出にピッタリな
「紅虹」となりました。



沼尻宗真

https://ameblo.jp/chazenichimi/



※PCで見ている皆さんにには

画像の歪みなどあり、本当にすみません。

ジュゲムという企業も退化の一方です。





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