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中秋の名月を愛でるなら・京都大覚寺観月の夕べ/沼尻宗真



滝の音は    絶えて久しくなりぬれど

名こそ流れて なほ聞こえけれ
大納言公任
秋の夜長に虫の音を聴きながら
この歌に思いを馳せる。
本当に日本文化は素晴らしいですね。
ここに茶がありますな〜
大覚寺はかつて嵯峨天皇の離宮でした。
公任の時代にはすでに滝は枯れており、
昔日を偲び歌ったものです。
しかし、この歌が有名になったことで
この枯れ滝は「名古曽(なこそ)の滝」と
呼ばれるようになりました。
DSC_1657.JPG
観月の夕べは
平安時代に嵯峨天皇が大沢池に
伝説上の鳥獣を舳先に付け、水上の安泰を願い
龍頭鷁首舟を浮かべ
中秋の名月を愛でたことから始まりました。
1000年も変わらず
ゆったり舟に揺られながら
静かな水面に映る月を見ることができます。
茶道をしている方は
もちろん、既に行かれたと思いますが、
「芋名月」を眺めながら、
月見団子に呈茶をいただけます。
茶道しているからこそ、意義を
深く味わう事のできる
最高に贅沢な時間です。
日本人に生まれ、日本を知って良かった〜
中秋の名月が過ぎれば
名残から開炉、本格的な茶の季節が
ぐっと近づいてきます。
沼尻宗真

https://ameblo.jp/chazenichimi/


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