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北の国から〜贈る言葉・倉本聰/沼尻真一

 

富良野塾の塾生たちは

ドラマを作りたい、

いい役者になりたいという

大きな夢を持って

全国から富良野に集まってきた。

 

2年間の暮らしの中で様々な体験もし、

葛藤もあった。


そんな厳しい塾生活を終えて

自分の町に帰って行く卒塾生たちに

倉本はこんな送る言葉を書いた。

 

 

もし君たちが塾時代に持っていた夢を捨て、

走らなくてもいい楽な夢を望むなら

富良野のことはもう忘れなさい。

 


僕はそのことを軽蔑しようとは思わない。


しかし、どこにあっても

“感動”ということだけは忘れないで欲しい。


感動を創る者は走らなければならず、

感動を得るだけなら坐しても可能だ。


 走るか、坐るか
 覚悟を決めなさい。


そしてもし君たちがある日突然、

しばらく忘れていた感動を思い出し、

胸の奥から涙が突き上げたら
いつでも富良野に帰っていらっしゃい。

 

坐して見るものとはお茶でも飲もう。

 

走っているものとは酒を酌み交わそう。

 

富良野塾の塾生たちは

ドラマを作りたい、

いい役者になりたいという

大きな夢を持って

全国から富良野に集まってきた。

 

2年間の暮らしの中で様々な体験もし、

葛藤もあった。


そんな厳しい塾生活を終えて

自分の町に帰って行く卒塾生たちに

倉本はこんな送る言葉を書いた。

 

 

もし君たちが塾時代に持っていた夢を捨て、

走らなくてもいい楽な夢を望むなら

富良野のことはもう忘れなさい。

 


僕はそのことを軽蔑しようとは思わない。


しかし、どこにあっても

“感動”ということだけは忘れないで欲しい。


感動を創る者は走らなければならず、

感動を得るだけなら坐しても可能だ。


 走るか、坐るか
 覚悟を決めなさい。


そしてもし君たちがある日突然、

しばらく忘れていた感動を思い出し、

胸の奥から涙が突き上げたら
いつでも富良野に帰っていらっしゃい。

 

坐して見るものとはお茶でも飲もう。

 

走っているものとは酒を酌み交わそう。

 

俺たちはここにいて ずっと走っている。

 

  ── 行ってらっしゃい

 

倉本聰

 

 















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