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茨城県陶芸美術館・現代の茶陶展・現代の茶道・節分福福の茶会/沼尻宗真・沼尻真一

 

2/25茨城県陶芸美術館にて
節分福福茶会を開催いたしました❗

 

 

 

ご来場頂いた皆様
ありがとうございました❗

 

当日は、館長の金子先生はじめ、

美術館スタッフの皆さんのご協力により
各回満席にて終了することができました。

 

 

会場となっている
板谷波山住宅には床がありませんので、

今回も床を創りました❗


あの


藁で作ったむしろを

 

金と銀に塗り分けて

海老澤さんに描いてもらいました、

 

メイキングはこちら

 

 

 

巨大な「お多福さん」です❗


そして花は

 

会記に

 

「口紅?」

 


実はお多福さんの口を

「椿」で見立てました❗

 

 

 

高さ4mの圧巻のお多福さんです😁


当初のプランニングから
これでいこうと決めていた事ですが、

 

やはり本番に
入れてみないとな〜〜💧

 

 

と思いながら

 

当日の朝早起き、

つくばの自宅の庭の椿をチェック❗

 

ちょうど真っ赤な八重が咲いていて、

 

入れてみると


一輪でぴったり決まりました❗

 


待合に

 

こちらも祖父が節分に使っていた

柊を添え「鬼は外」の室礼だったのですが

 

 

実は本席にも、

 

鬼を二匹隠して

 

お客様に見つけてもらいました❗

 

 

ひとつは

 

 

主茶碗

 

「鬼萩茶碗」人間国宝 十一代 三輪休雪

 

 

そしてもうひとつは

 

「お多福さん」の裏側に

 

 

こんな
怖い「鬼」が潜んでいました❗

 

皆は何も知らずにお茶を楽しんでいました💧

 

 

 

 

鬼には自宅の池で育った「枯蓮」を入れました❗

 

 

ちょうど春の訪れを告げる


3月から始まる
東大寺のお水取りにちなみ

 

茶杓を 
東大寺前別当 筒井寛昭様の

銘「蓮華蔵」でしたので、


それにあやかり

 

お多福さんと椿の「陽」

 

      から

 

鬼と枯蓮の「陰」で受けて

 

「輪廻転生」を表してみました。

 

 

私たちの人生は

 

時に陽に

 

時に陰に

 

振れながら、

 

しかし
前に進む事しかできません。

 

 

なんて

とても言いませんでした💧が

 

お客様として入って頂いた


海老澤宗慶先生は気付いてくれたようです❗

 

また久田流を永く修める、海老澤さんの

85歳だけど60歳にしか見えない
大洗のおばあちゃんには、
お多福さんの「口紅の椿」を褒めて頂き

それも感激しました。

 

 

 

裏千家学園の友人の長谷川宗佳さん

田園調布にて佳翠会を主宰し

茶道教室をしています。

 

お互いに卒業しても、お茶を通じて

交流できて嬉しいです。

今回は社中の鈴木さんと共に

お手伝いに来てくれました❗

 

 

中次は「梅紋」、菓子は「鶯餅」

 

 

鶯の笠にぬふてふ梅の花

折てかざさむ
おいかくるやと
       

         東三条左大臣・古今集

 


梅に鶯は既に奈良時代より、

梅の間を飛び交う鶯の姿を

花笠を縫うと例えられていたようで、

 

鶯を「花笠」とも詠まれてきました。


皆さんのお腹の中に入る前の

鶯の名残が火鉢の中に❗

 

 

 

室礼は

 

 

稲荷信仰の初午祭にちなみ

五穀豊穣、藁の小田掛けを
イメージして、

 


丹念に藁を束ね小田掛をしました。

 

ちなみに小田掛はつくば地方の方言らしく

稲木と呼ばれる事が多いそうです。

うちでは、やっぱり小田掛と言ってました❗

 

 

自分を育ててくれた祖父母が

つくばで農家をしていて、

子供の頃に藁で遊んでいた心証風景です。

 

こんな感じで

 

こんな風になります。

 

あの元総理大臣の細川護煕さんの茶室も

躙口も楽しかったんで。

 

DSC_0788.JPG

 

亭主が躙口から入って来るという
逆躙口を日本で初めて創りました❗

 

 

席入り。

 

本番にはこうなりました❗

 

 

 

お客様も、ここから入ってくるなんて

思わなかった❗と驚きの声

 

または席中で藁の匂いが

懐かしいと言ってくれました。

 

福島で先の大震災にあいながら、

窖窯を85歳で復興した

不撓不屈の陶芸家の大先輩との出会い、

 

金子先生を友人達と囲んで

 

 

25年来の友人の

常陸太田の伊村佳洋さん、平塚務さん、

つくばの写真家会沢淳さん、

銀行の渡辺さんなどなど、

 

多くの方々との出会いを頂きました❗

 

そして

 

   やっと

 

      やっと

 

地元つくば市谷田部からのお客様にも

お会いする事ができました😄

 

やっぱり笠間は遠いのかな〜?

 

 

まぁ今回も

節分の系譜から編み上げ、

クリエイティブに沢山のモノを創りました❗

 

従来の茶道は既にある道具を

趣向に合わせ道具組をします。

 

それはそれだけでも、大変に難しいものですが、

 

しかし、自分はモノ作りをする人間として、

 

自分達にしかできない表現を模索し

 

創作し、お客様をお迎えする。

 

 

水屋もないけど、

 

建築的に評価される奇抜な茶室や、

 

ガラスの茶室にも受け以外に

 

何か系譜を編み上げているのかも

 

知れませんが、

 

作ったなら点前もして、おもてなしまでやる❗

 

 

最初から最後までお迎えするお客様の為に

 

自分でやる❗

 

 

それが 「茶事」を基本とした、

 

お茶のもてなしだと自分は学びました。

 

 

表の点前よりも水屋仕事の方が、

 

何百倍も難しいのを思い知らされます。

 

だから茶室を見れば水屋の作り、

 

導線の方がよほど気になります。

 

 

故に奇抜な茶室、奇抜な茶碗を作っても

 

氷山の一角それ以下でしかない、

 

自分は凄いと思っているけど、

 

あちらこちらからは、まったく気軽なもんにしか

 

見えていない、それが 解離 している原因です。

 

 

もはや桃山ではありません。

 

茶は自由だと逃れずに

 

きっと茶室、茶碗、茶という語を使うならば、

 

もはや 定義 が必要な気がします❗

 

 

 

自分は創りから、点前まで、全体まで含めた

 

クリエイティブな茶こそ現代の茶では

 

ないかと思っています。

 

 

 

そして、ラスト3/12の茶会でこの

 

実験的な茶会の締めくくりにしたいと思います❗

 

 

最後に

 

帰りがけのあるお客様に

 

すみません〜

 

 

ところで

 

 

 

「これは 何流ですか?」

 

 

最高のお褒めの言葉頂きました❗😄

 

 

 

沼尻宗真/沼尻真一

 

椿胤/沼尻真一

 

ああ何もかもみんな透明だ。象の手紙だから/沼尻真一

 

風露新香穏逸花ー利休宗易大居士/沼尻真一

 

第19回 美濃陶芸 庄六賞茶碗展

「庄六賞」大賞受賞・沼尻真一

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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