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「男の条件」曽野綾子×櫻井よしこ

  
櫻井よしこ S
今の男性は鍛え方が全然足りない。
 
中略
 
ハワイ大学に行っていた時に本当にお金がなくて
アメリカ人の家庭に一年ほど住み込みで働いた事があるんです。
クエーカー教の家庭で、本当に粗食でした。
日本風にいうと一汁二菜くらい。お肉もほんのひと切れずつなんですが
その小さなお肉をお父さまがうやうやしく銀のフォークとナイフで
皆にきりわけるのです。家長意識を強く感じました。
 
曽野綾子 A
よくイスラエルに行くんですけど。
ユダヤ教は金曜日はシャパット、安息日なんです。
お父さんが上座に座ってパンを割くんです。
オレが稼いできたパンをお前たちに食わせてやるという感じで。
父というのはこういうものだと思いました。
 
家長は尊敬されてしかるべき存在ですし、
威厳を示していいと思うのですが。
そういうものを否定してきたのが戦後の日本ですし、教育ですよ。
 
中略
 
道楽っていいですよ。さらに酔狂となると、命を賭ける。
「酔」で「狂」ですからね。泉鏡花の「滝の白糸」の舞台を
観たんですけど、水谷八重子さんが水芸専門の女芸人を
演じて、東京帝国大学法学部の貧乏学生を好きになって、
月謝を出してやる。そのお金が原因で殺人を犯すことになって、
女は裁かれるわけね。
 
裁判長が最後に「水芸の女がなんで大金をだしたんだ」と聞くと、
水谷さんがカッコイイ後ろ姿を見せて、「だから言ったじゃありませんか。
私の酔狂だったんですよ」というの。
 
出典:「男の条件」曽野綾子×櫻井よしこ 小学館
 
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曽野さんと櫻井さんの対談だが、
全文はあまりにも的確すぎて現代女性からは
性差別と批判されそうなので一部とどめるが、
この二人の才女の男の見方が女性から、逆に批判される
世の中というのが、現代日本の教育。























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