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徒然草18段 吉田兼好作/鉛筆1、2、3 沼尻真一

 [古文] 18段

人は、己れをつづまやかにし、奢り(おごり)を退けて、財(たから)を持たず、
世を貪らざらんぞ、いみじかるべき。昔より、賢き人の富めるは稀なり。

唐土(もろこし)に許由(きょゆう)といひける人は、
さらに、身にしたがへる貯へ(たくわえ)もなくて、
水をも手して捧げて飲みけるを見て、
なりひさこといふ物を人の得させたりければ、
ある時、木の枝に懸けたりけるが、風に吹かれて鳴りけるを、
かしかましとて捨てつ。

また、手に掬びて(むすびて)ぞ水も飲みける。
いかばかり、心のうち涼しかりけん。
孫晨(そんしん)は、冬の月に衾(ふすま)なくて、
藁一束(わらひとたば)ありけるを、
夕べにはこれに臥し、朝(あした)には収めけり。

唐土のひとは、これをいみじと思へばこそ、
記し止めて世にも伝へけめ、これらの人は、語りも伝ふべからず。


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缶缶の中に大切に納められた
つないだ鉛筆や短くなった鉛筆を見せてもらったのは
確か、くるみの木の石村由起子さんだったように記憶している。

あのときに久しぶりに何かとても懐かしいものを感じた。

誰もが子供の頃のどこかの引き出しの中に
あった風景ではあったが、
それは
何かもったいないからという感覚ではなくて、
トンボもユニも関係無くなって
鉛筆1、2、3が、もう名前のようなものを持っていた。

沼尻真一








































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