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いばらきシェフズダイレクトツアー ・ 沼尻真一

JUGEMテーマ:つくば遺産
 

「いまなぜ産地を訪ねるのか」
 
食料が飽和している時代に、たいせつな事は
つくる人、食べる人同士の意識や志のバトンタッチではないかと思います。

そんな視点で考えてみれば、自分を含めて一体どれくらいの人が産地を知り、
風土を知り、人を知り、たいせつな食事ができているのだろうかと考えます。


いばらきシェフズダイレクトツアーは、単に美味しいもの珍しいものの紹介ではなく、
そのバトンを誰にタッチできるかが 本当にたいせつな事なのだと思っています。

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自分がこれまで小規模ながら続けてきた農作業を通じて、
感じていたこと思っていたことを、今回ご縁を頂き
茨城県園芸流通課うまいもんどころ推進室の方々とともに、
このワークショップを行わせていただくこととなった。
日本中どこの場所にも思いを込めて食物を作られる方々がいる。

それは、僕の郷里茨城県でも同じで、実際仕事で
全国いろんな場所に行く機会に恵まれてはいるが、
県内の野菜や魚介類が美味しいので、どこの地に行っても
それほど感激することもないのはそのためだと思うし、
どこのもんでもそれは旨いのだろうと思う。

農業に焦点をあてればそれは生業であり、生活の糧として
行っているが、実際作物を作ってみれば
それを美味しく食べてもらえる姿を見る喜びが至上であり
大規模農家だろうが、家庭菜園だろうが同じだと僕は思う。

しかし農業に携わった方であれば分かると思うが
直売所へ参加している農家や、知り合いに
野菜を分けている農家以外はその食材を作っている方々が、
実のところ使う人、食べる人と出会う機会は皆無だ。

 では一方、料理人の方々はどうなのだろう。
それは生産者とまったく同じで、出会う機会は限られているのが現状だ。

面を面に向けて発信するような、今までのようなやり方では
志あるもの同士、意気が通じあうには「場」の設定が違うだろうと僕は思う。

永遠に面と面をとらえてマスに発信し、もうすでに旬を過ぎて
いるものまでをカンフル剤を打って生きながらえる
というやり方の時代はとうに終わったと思う。

刀の鍔をあわせて見ればわかるように、
その場さえあれば、後は湖面に広がる輪のように人が人を呼び
食材は一人歩きをはじめると僕は思う。



「料理人が何かを確かめるように、農家に上がりこんで野菜をそばを食う。」

 

そのきっかけを作ることだけが、今回の僕たちの役割なんだと思う。

 

元四季の味 編集長の八巻さん、メリーメーカー廣太くん、

赤坂 タキトースタジオ兼農家の瀧藤くん、恵比寿 雄 佐藤くんに

協力してもらってこのワークショップを開催する。

 

沼尻真一


 

○第一回いばらきシェフズダイレクトツアーの模様

参加していただいた料理人の方々

・二期倶楽部 横浜「にき亭」
・自由が丘 京料理「竹生」

・北鎌倉 精進料理「鉢の木」
・麻布十番 イタリアン「ピアットスズキ」
・銀座 「いさみ」

・株式会社日本産直市場
等々













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