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産地の出口はどこにある

JUGEMテーマ:アート・デザイン


 
あの成功事例はこうだ、この成功事例はこうだと
いくら一見高名なデザインコンサルタントと言われる
人間の話を聞いても、これじゃ産地の人間は丸呑みで
益々?さ迷う結果は眼に見えている。
と思ってその講義を聴いてみた。
 
流行を後追いしながら、それに関係する商品を
無理無理コラボレーションといいながら、作り出す。
 
そんな商品やブランド化なんてフレーズは
死語に等しい最悪のものだ。
しかし、地方ほどまだまだこんな言葉遊びで
世の中に報われるなんて幻想を描いている。
 
それでも、行政から頼まれたらむりくりでも
形にしてしまうのが、行政がらみの
デザインコンサルという分野だ。
軽薄短小、大量生産時代から、ヒューマン文化へと
価値観が変化したと言いながら、それでも
大量に売ることを第一に考えている。
 
中国から毎日50万件の商標や特許に関する
調査が日本へかかっている。
日本の有名なものの名前はそのほとんどが
中国企業に登録されてしまっているのは
周知のとおりだ。
だからといって、そのあおりで急いで商標登録
するなんて具の骨頂だ。
相手がそうなら、また名前を変化させれば良い。
著作権なんて、中小企業にはまだまだ秘策はある。
 
聴講していたある女性が、いつまでたっても
本題に入らずに自分の思い込みの成功事例に
酔いしれている、講師についに質問をした。
 
「もうすでに日本中のどの家庭でも
この類似商品を持っている状態の市場で
ではこの○○という産地はどのように
していけばいいのでしょうか?」
 
その答えは、結局 むりくりコラボーレーション
することをその講師は薦めていた。
 
このやり取りを大事な時間を潰して
聞いた時には、頭の中で僕はこんな回答をしていた。
 
じゃそういう産地、産地だって言ってる
あなたのお宅では、ちゃんとその商品を
素敵に使っているんでしょうね?
 
あなたが素敵に使っているんであれば
もちろん大丈夫、何も高額の金を払って
何か変な会社にSPを
頼むなんてしなくていいんですよ。
 
その姿を伝えるだけで、みんなが
欲しくなるんですから。
やることはただそれだけです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

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