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軍人会館/九段会館は青山同潤会アパート、銀座奥野ビルと同じ −  沼尻真一

JUGEMテーマ:アート・デザイン

日本武道館、靖国神社のすぐ近くにある
軍人会館・現在の九段会館に仕事で行きました。

この軍人会館は、二・二六事件では、
戒厳司令部が置かれた場所としても有名です。




軍人会館は、軍の予備役・後備役の訓練、宿泊を目的に
1934年、竣工されました。

軍人会館の設計者は現在の表参道ヒルズの場所に
建っていた同潤会アパート、銀座で現存する奥野ビルなどを
設計した川元良一氏です。



・鉄扉

昭和初期の西洋モダニズムに対抗して
日本でつくられた帝冠様式(ていかんようしき)という建築様式で、
現代建築に和風の瓦屋根を載せた和洋折衷の建物ですが、
凛とした佇まいがあり、洋の洗練された感じと、和の荘厳さが
うまく同居した雰囲気は、現代のビルによりもはるかに
深みのある建物として感じました。

同じ設計家だとは後で知りましたが、
青山同潤会アパートと、奥野ビルのどちらにも
入ったことがありますが、やっぱり共通しているのは
荘厳な雰囲気のなかにも、どこか明るい
モダンさを感じることができます。

確か、旧茨城県庁も同じ雰囲気を持っていました。

シルクロードなどもそうですが、大陸の端にはやはり
エネルギーや文化が集約され、
そこに文化の化学反応が起こるところから見れば、
日本人の和洋折衷の技術は、
地形的に見ても当然の結果といえるのかもしれません。


































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