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量産品に生まれる愛着や時間の経過が生む新たな価値について − 沼尻真一

JUGEMテーマ:小説/詩



ユニクロも無印良品も、現代の
とても優れた品物だと思います。

しかしそれらは柳さんの言うような
手仕事の品物ではありません。
むしろまったく逆の品物です。

僕は柳さんの時代に無かった、
現代の新しい美の価値の創造について考えました。

それは、「愛着ある時間の経過」についてです。

たとえ、それが量産品であったとしても、
それを大切に使い続けた結果、
愛着による傷やへたり、よれ、穴ぼこが生まれ
むしろ今まで無口で冷たかった量産品に、
手仕事の品物と同じように、
「温かい温度」や「対話」など、
新たな「美の価値」を作り出すことができるということです。

結論を言えば、現代の量産品であっても、手仕事の品物に
勝るとも劣らない健康的な美を、

「使い手がつくることもできる」という事ではないでしょうか。

古くて壊れたから新しいものを買うのではなく、
それを直しながら、つぎはぎしながら、何とか使っていくという
美しさが、今という時代に生まれた、新たな価値なのだと思います。

子供のころ、祖母にミニカーを買ってもらった当日、
砂場で遊びながら、石をぶつけたり、砂に埋めたりしながら、
ボコボコに仕上げたミニカーがかっこいいと思って帰ってきたら、
祖母にとても怒られたという経験が今よみがえりました。

でも今は、あれはあれでよかったんだと思います。


































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