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桃山陶の伝統と革新【藍色志野】酒井博司先生★男の茶道★沼尻宗真



【藍色志野茶盌】酒井博司 作
Indigo blue shino teabowl
Sakai-Hiroshi
.




令和初の天皇誕生日
2020年2月23日

東京都庭園美術館
重要文化財 茶室「光華」で開催される
.
美濃の陶芸家 酒井博司先生が
藍色志野と志野の茶碗を
焼いてくれました。
.

加藤孝造先生へ弟子入り

酒井先生は 名古屋工業大学卒業後
1985年 多治見市意匠研究所を修了し、
人間国宝 加藤孝造先生に弟子入りをしました。

しかし、
同じモノを作ってはいけない笑い泣きという
師匠の教えから
七年以上の歳月をかけて

志野の最大の特徴である
釉薬の梅花皮かいらぎを理性的に
コントロールする独自の技法を編み出し

日本の伝統色である「藍色志野」を
完成させました爆笑




⚫なぜ藍色なのか?

なぜ、酒井先生は
藍色を選ばれたか聞いてみると口笛

ちょうど独自の志野を見つける為
壁にぶつかっていた際

車好きな友人の一人から、
酒井君はブルーのイメージがあるな〜

という何気ない一言から、
身近にある染付の原料である
呉須を試験に
挑戦が、始まったそうですおねがい

いま、振り返ってみると
当時、酒井先生の車やバイクが
青だったそうで

やっぱり好きな色は
無意識に選ぶんだな〜と実感したそうです爆笑






⚫藍色に似合う形の追求

「藍色志野」を生み出す上で
一番苦労した部分はどこでしょうか?と
お聞きしましたニヤリ

最初は、伝統的な志野に合う形を作り
試験していましたが、それはやはり
緋色、紅色などの旧来からある志野に
似合う形のものでした。

やはり独自の藍色に似合う形や定石を
見つけ出す時間と、

志野釉薬の最大の特徴である
梅花皮かいらぎを

従来のように偶然ではなく、
理性的にコントロールする窯の焼き方を
見つけ出すのに、膨大な時間が
かかったそうです笑い泣き




現在も時代を俯瞰しながら
形や、釉薬を少しずつ変化させながら、
三日以上の焼成をして
一つの作品を焼き上げています。

酒井博司先生は作家として日本伝統工芸展
日本陶芸美術協会で活躍する傍ら

代々続く美濃焼窯元として
岐阜県土岐市にて好山陶苑を経営。

地元の窯業メーカーや美濃の作家の
支援を行っています。



伝統 志野に革新をもたらした
酒井先生の「藍色志野」
.
.
上巳も近づく春の日に
伝統と革新の一服の茶を
ぜひご体感ください。


.Mino ware that continues from Sengoku Momoyama "Indigo blue shino teabowl" of Sakai-Hiroshi who brought innovation to tradition Shino .
.
 On a spring day when the peach festival approaches Tradition and innovation with a cup of tea Please experience it.

◼️酒井博司
1960年 岐阜県土岐市に生まれる    
1983年 名古屋工業大学 卒業
1985年 多治見市意匠研究所 修了 加藤孝造氏に師事    
国際陶磁器展美濃 陶芸部門 銀賞(14年)
萩大賞展 岩国美術館賞(22年)  
陶美展 日本陶芸美術協会賞(最高賞)(25年)  
日本伝統工芸展 (13,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,28年)  
朝日陶芸展(4,6,7,8,12年)
日本陶芸展(15,19年)
イタリア・ファエンツァ陶芸コンクール入選(15,17,27年)  
台湾国際陶芸展入選(16,20,28年)
韓国国際陶芸ビエンナーレ入選(19,21年)  

パブリックコレクション
外務省国際交流基金 岐阜県現代陶芸美術館
岐阜県陶磁資料館 ファエンツァ国立陶芸博物館(イタリア) 台北県立鶯歌陶磁博物館(台湾)利川世界陶磁器センター(韓国)

◼️2020年 酒井博司 個展みずがめ座
岐阜高島屋 3/11-17、  長野東急 4/16-22
広島福屋     6/25-7/1、福岡三越 9/2-7
岡山天満屋 12/16-22



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