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令和に皇室縁の茶室【重文わかる茶会】を開催★東京都庭園美術館・重要文化財茶室「光華」☆男の茶道☆沼尻宗真


初春の令月にして、
気淑く風和ぎ、
梅は鏡前の粉を披き、
蘭は珮後の香を薫す。

―万葉集「梅花の歌」―



新しい天皇陛下が即位され
時代が【令和】となりました。

そこで東京都庭園美術館
重要文化財 茶室 「光華」では、
皇室縁の茶室に相応しい茶会を催しました。

日本で初めて
茶会を知るための茶会
【重文わかる茶会】です。

茶道や茶会が初めての方々が
茶会の仕組みを学び、
マナーや楽しみ方を学ぶ茶会です。


◼立礼席
茶会とは何か?
茶会のマナーやエチケット
趣向を楽しむ方法を
ご説明致しました。

そして今回の茶会は
【平成から令和への改元】を
趣向にしています。

待合に進みます。



◼待合/広間
待合とは、茶会の趣向を
暗示する大切な場所である
等々ご説明いたしました。

またこちらでは
皆さんと一緒に
お菓子の頂き方を
学びました。


本日のお菓子は
「令和」を記念し
皇室の菊の御紋にあやかり
和菓子匠の王道
「はさみ菊」をご用意致しました。


一つ一つの美しい花びらを
ハサミで作りあげる、
井上さんの技術に感嘆の声が上がりました。
茶道を40年している方でも
なかなかお目にかかれない
貴重なお菓子です。



床は「千山添翠色」
鵬雲斎大宗匠のご染筆です。

「平成」という時代から、
新しく輝かく「令和」へと
変わる様を表しました。



香合は「琵琶」です。
平安時代には、三種の神器とともに
宝物の筆頭として
琵琶の名器「玄上」が
引き継がれていた事に由来します。

書院には、
鈴木其一 「小倉百人一首」

新緑の美しい庭と池を愛で、
露地へと進みます。





◼露地から躙口へ

「青苔日厚自無塵」
利休居士の露地の心得を解説し、
蹲踞柄杓の扱いを学びます。

躙口の意味や入り方を学び、
いよいよ本席へ





◼本席/小間
床は唐銅花入に菖蒲。

今回の茶会の為に
「令和」を記念し



研ぎ出し蒔絵・平蒔絵を
金銀で使い分け、立体感ある
静謐な薄板が完成いたしました。




初代神武天皇ゆかりの名水を用いて、
人間国宝 前田昭博先生の
白磁茶碗でおもてなし。

茶杓の銘は「叢雲」です。

これで三種の神器の
見立が全て揃いました。

皆様も待合〜本席での写真の中に
「三八咫鏡」「八尺瓊勾玉」がありますので、
ぜひ趣向をお楽しみください。


いかがでしたでしょうか?
「令和」を記念した
「重文わかる茶会」は。

このように茶道は点前の
稽古だけでなく、

必ず誰にも興味がある部分があるはず。
だから茶道は面白いですね爆笑あじさい

大化の時代から数えて
248番目に、はじめて国書由来である 
万葉集から生まれた
「令和」という時代。

私達はこれからも
伝えていきたいと思います。







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