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和物香合筆頭【黄瀬戸・根太香合】とは★男の茶道☆沼尻宗真



2017年に開催された
「茶の湯」特別展・東京国立博物館は、
赤沼多佳先生が監修された
本当に素晴らしい展観でした。

もう二度とこのような茶の湯展は
見られないと思いました。

まさに金字塔です。



その中にも
桃山の美濃黄瀬戸「根太香合」
三井記念美術館所蔵がありました。

桃山の黄瀬戸「根太香合」三井記念美術館所蔵


私の陶芸の師である
大嶋久興先生は土岐市泉町九尻にて
黄瀬戸や織部を作陶しています。

稲垣休叟(表千家八代啐啄斎の弟子)が
文化三年(1816年 江戸時代)に書いた

『茶道筌蹄』には
「黄瀬戸根太、利休所持、
一翁宗守伝来、今出羽侯にあり」とあり、

天正年間から黄瀬戸が使用され、
志野、織部は慶長・元和の頃、
同じ頃に次第に備前、信楽、
伊賀、唐津などが焼かれるようになる。

と書かれており、

美濃で焼かれた黄瀬戸
「根太香合」が早くから
茶の湯の世界では使われていたようです。


安政二年(1855)に出版された
「形物香合相撲」番付表には、
黄瀬戸「根太香合」は
和物の香合の代表とされています。

この「根太香合」は平宝珠とも呼ばれ、
根津美術館さんに所蔵されている
美濃桃山の黄瀬戸「宝珠香合」とは
また違った趣です。

桃山の黄瀬戸「宝珠香合」根津美術館所蔵


「宝珠香合」「根太香合」
因みに根太とははれもの、
ふくらみという意味があるようですが、

やはり子供の頃に遊んだ
ベーゴマに似ているのが
「根太香合」に見えます。
まだ私はベーゴマを回せます。

現代茶陶展も、今日が最終日。

見ていただいた方や土岐市のスタッフの
皆様本当に有難うございました。

また、最終日に育てていただいた
師匠に珍しく孝行する事ができました。



端正に土と向き合う
先生の姿勢を手本に
今後も茶道・陶芸に
精進したいと思います。

◼大嶋久興先生
0572(55)4327

白州正子さんが荒川豊蔵先生のもとに
通った五斗蒔街道沿いにあります。




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