どっかのへんな祭という名のイベントに
女も担ぐ、半被に鉢巻して酒を飲んで酔っ払いながら、
それに自己陶酔しているIQどもではなく、
本殿参拝、お祓いそして
髪型、髪色、髪の長さ、下着の色、禁酒、禁煙で
望むべき祭りという神事の姿がある。
男衆、女衆の役割が明確に区分されている。
だから京都祇園の山鉾に女はいない。
男尊女卑、男女差別とかいうワードや
フェミニズムによる被害者妄想が無いのが良い。
そもそも男と闘う思想が無いのが良い。
この白楽天山の特徴は、上に乗っている唐の詩人、白楽天が視察官
として西湖の北の山に赴き、老松上に住む道林(どうりん)禅師を訪れて
問うた場面を表現しています。
「仏法の大意如何に?」 道林禅師は「諸悪莫作 衆善奉行
(善いことをせよ。悪いことはするな)」と、はぐらかすような答え。
白楽天は半ばあきれて「そんなことは3つ子も知っています」。
「左様。しかし80の老翁でも行いがたいことなのだよ」。
白楽天は道林の徳に感服して帰ったという。
この問答が山のテーマで、山上には道林禅師と白楽天が立っているが、
脇役の白楽天が山の名になっているのが特徴です。
前懸 三枚をつないで一枚の前懸になっています。
中の一枚が16世紀にベルギーで作られたゴブラン織で、
トロイ城陥落のときアイネイアスが父を救出する場面が描かれていて、
京都の東隣の大津祭月宮殿山の見送と対をなしていると解説されています。
胴掛 昭和53年(1978)にフランスから輸入された17世紀製作のゴブラン織
「農民の食事」と18世紀にベルギーで作られた毛綴織「女狩人」を
掛けて巡行しています。
見送 18世紀にフランスで織られた「水辺の会話」毛綴織が使われています。