profile
selected entry
categories
links
archives
others

2013 つくばハーブ農園実習開催

 

2013 つくばハーブ農園実習開催

The Old Rose Advocate 2012  -  つくばハーブ農園 / オールドローズの栽培








■The Old Rose Advocate 2012 

   Photo:Shinichi Numajiri

img_00271.JPG







img_00307.JPG









img_00292.JPG









img_00264.JPG 







img_00279.JPG








img_00300.JPG



Nature ornant* la dame qui devait
De sa douceur forcer les plus rebelles,
Lui fit présent des beautés les plus belles,
Que des mille ans en épargne elle avait

Tout ce qu'Amour avarement couvait,
De beau, de chaste, et d'honneur sous ses ailles,
Emmiella les grâces immortelles
De son bel œil qui les dieux émouvoit.

Du ciel à peine elle étoit descendue,
Quand je la vis*, quand mon âme éperdue
En devint folle: et d'un si poignant trait,

Le fier destin l'engrava dans mon âme,
Que vif ne mort, jamais d'une autre dame
Empraint au cœur je n'aurai le portrait.




SHINICHI NUMAJIRI INDEX


・The Old Rose Advocate 2013  -  


成城にて「梶みゆき先生のオールドローズのワークショップ」開催



薔薇をといっても、1867年以降のモダンローズが
誰もが知っている花屋に並んでいる薔薇であり、
それが薔薇のイメージがあると思う。

ただカオンのように、精油や香料に使う薔薇の場合は
モダンローズではなく、R. damascena 原種の薔薇を
原料として用いる。

いち早くこれらの原種の薔薇、つまりオールドローズの美しさを
日本に広め、そしてモダンローズの薔薇育種家たちがハウス内での
農薬による危険を冒しながら栽培し、花屋に美しい薔薇を出荷したり
あるいは品評会で一等賞をとっているような何か矛盾を感じる
現状を見ながら、梶先生は「無農薬で原種の薔薇を育てたい」という
素直な意識が働いて、今日の無農薬栽培でオールドローズを
育てるという方法を確立されたと、初めてお会いした昔に
お聞きした。

日本でたくさん誤解されている認識があると思うが、
薔薇もその主要なものだと思います。

薔薇はメルヘンな女性のものだという意識や
薔薇の香りの感覚というものが、どうやら高度経済成長期の
シャルダンの香りや安い香水に冒されているようで、
原種の薔薇の強さ厳しさ、扱いの難しさなど
やはり流通しないだけの事はあるなと農園の薔薇をいじれば感じる。

どうやら薔薇でなくても何においても、コピーのコピーを模倣するようでは
たいしたものはできなくて、マスコミには流されるはで、
元を知ることは全ての道理が
百聞は一見にしかずのように誰にでも簡単に
見えてくるものだと思います。

梶先生が今回 成城で薔薇のワークショップを行いますので、
ぜひ興味のある方は参加してみてください。

ちなみに成城という街も少し歩いて
見てほしい街です。

成城といえば、成城大学かな
僕もバスケの試合をしましたが、その時は勝ったけど
昭和の人には鈴木保奈美かな成城大学は。

映画が好きな人には東宝スタジオがあり、
多くの著名人がこの街に住んでいるのも特徴だと思う。
家々の敷地内に巨大な世田谷区指定保存樹木が
生えているのを見るだけでも歩いて楽しい
町だと思います。

最後に成城駅前の菓子処あんやさんで
お茶もおすすめです。
あんやさんは、カオン豊洲と同じデザイナーの
インテリアなので、機会があればぜひ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

オールドローズフェア特別セミナー
梶みゆきの「オールドローズのある暮らし」
−もっと楽しむ薔薇の活かし方−  [全1回]
今年は、カオンハーブ農園でのローズの収穫を祝い、カオン筑波ハーブ農園バラ園設計者でもあり、著書「バラの園を夢見て」の梶みゆき先生(無農薬薔薇育種家の第一人者)をお招きし、オールドローズのすばらしさをみなさまにお伝えいたします。


 
 
講 師:梶 みゆき
1980年代の後半、バラといえばモダンローズが主流のころ、オールドローズに魅了され、海外から輸入して、バラの庭づくりを始める。
地球環境に関心を持つ主婦の立場から、化学薬品に頼らない「地球にやさしいバラつくり、庭つくりの栽培法」にチャレンジし続ける。多くの仲間とともに確立した画期的な手法がガーデニング雑誌に紹介されて以来、花や緑を愛する女性たちから支持を受ける。
著書に、「バラの園を夢見て、Part1,2」、「バラと草花 12ケ月のガーデニング・バイブル」、「梶みゆきのオールドローズガーデン―生きものたちが命を紡ぐ庭」、「決定版 園芸の基本とガーデニングツール」など多数。


内  容: ・薔薇の歴史、人体に及ぼす効果効能
・モダンローズとオールドローズの違い
・暮らしの中で薔薇を育み、活かすことのすばらしさ
・(実習)フレッシュローズを用いたローズウォーター(化粧水)作り体験 等
開催日時: 2012年6月5日(火)10:00〜12:00 (2時間完結)
場  所: アグリス成城 クラブハウス 2階 世田谷区成城5-1-1 www.agris-seijo.jp
<交通アクセス> 小田急線「成城学園前駅」駅西口改札正面を出て徒歩1分
受 講 料: 2,500円(実習で作るバラのクラフトのおみやげ付)
申込締切: 5月31日(木)

定  員:

30名 ※満席になり次第締切

申し込み









つくばハーブ農園実習2010 − ワークショップ「フレッシュハーブからつくるハーブウォーター」

JUGEMテーマ:つくば遺産




2010年7月10日今年もカオンつくばハーブ農園実習を開催しました。
スクール在校生、卒業生の方など
総勢30名での実習となりました。

今年も京都からハーブ専任講師の榊田先生を招き
”フレッシュハーブからハーブウォーター”製作の
ワークショップを開催しました。

数多くの皆様のご参加まことにありがとうございました。

農園長

















じゃがいもの栽培 − つくばハーブ農園

JUGEMテーマ:アート・デザイン






シャドウクィーン、じゃがキッズパープル、
インカのめざめ、ノーザンルビー、シェリーP
合計5種類のじゃがいもを農園に植え付けた。

種芋には2つの芽を残せば十分なので、
一つの種芋からカットして4つ以上の種芋をとることができる。
慣れないうちは、どうしても2等分ぐらいで種芋を
植えつけてしまう。



幅60cmの畝立てを畑につくり、
そこに、深さ15〜20cmの溝を掘り、
30cm間隔で種芋を植え付けていった。



カットした種芋を腐らせないためにも
切り口に草木灰をつけたほうが良いので、
今日はあわせて芝に火を放ち、
その場所にできた灰を利用して、種芋に塗りつけた。

約300坪の芝生でも、ものの10分もあれば
一気に、炎で焼きつくすことができる。




春先の農作業では、たくさんの鳥たちと出会う事ができる
モズ、ハクセキレイ、山鳩、キジ、ジョウビタキ
など、農作業で土が返ったところに表れる虫を
狙って、すぐそばまでやってきた。

今日植えつけたジャガイモは、
今年7月10日に開催される
カオンつくばハーブ農園の実習で芋ほりを行う。

※今年は「水蒸気蒸留法」を行い、フレッシュハーブから
  オリジナルのハーブウォーターを抽出するワークショップを行う。



農園長































 

つくばハーブ農園の雪

JUGEMテーマ:アート・デザイン
 




今年2回目の雪は朝霧を見せてくれた。
もうすぐ夏のハーブ農園実習のためのジャガイモの作付を
するところだが、この天気では心配になる。

しかし、こうして見るとつくば、研究学園都市の真ん中でも
これぐらい壮大な景色が拝めれば雪景色も心地よく感じる。




つくばハーブ農園の入り口の木々はすっかり樹氷となり
美しい景色を見せてくれた。
スキーを長年してきたが、蔵王には一度も行ったことがないので
蔵王の樹氷は相当にきれいなのだろうと思う。









先日紹介したオールドローズの畑もご覧の通りの雪景色となった。




農園のシンボルツリー銀杏の木。



周りに田畑が多いせいだろう、霧は子供のころからよく見ている景色だ。
東京に住んでいる時には、星が見えないのももちろん物足りないが、
霧がないというのも、なにか物足らなかった。

霧を隠喩に人は多くの映画や文章を表現してきた。
霧も雲も同じものだという、
雲の上なら人の感性も解脱するのだろう。

※農園の霧

沼尻真一
















雪の農園 − つくばハーブ農園

JUGEMテーマ:アート・デザイン

人が生きていくために狩をする。

寒けりゃ毛皮もつくるだろう。

ちょっと野暮で遊び人のおじさんがこの空で
いつも散弾銃をぶっ放して僕らにみせてくれていた。

カラスって近くでみるとほんとにでかくて、山鳩は食べると美味い。
雉は剥製にして飾るのも良かったな。

もう散弾銃の雨がうちの屋根にも降らなくなったけど、
先輩が年末年始を鹿や猪狩りで東北で過ごすと言ってたっけ。








一緒に行こうって言われても僕たちは血を流してさばくのはゴメンだから、
野菜を狩って空腹を満たすとしよう。










 


















オールドローズの植え付け − つくばハーブ園






英国の地では、芝生の管理がその男の品格を表すそうだ。
となればこれはいかん。
タイムを侵食してきた芝生を削り、霜にあてる。

余分な芝が十分に枯れたら、エッジの処理を枕木にするか、
レンガにするか決めなければいけない。



チェーンソーで枕木を切る。

大怪我をする可能性もある生易しくない道具だが、
うまい下手は別としてチェーンソーを持つ男の姿は美しい。

木を切った本数分だけうまくなる道具だ。

チェーンソーの使い方にはコツがいる。慣れてきて
彫刻したくなる人の気持ちが分かる。

危ない道具といえば、小学3年生の頃近所に都会から引っ越してきた
転校生とクワガタ採りにつれていってあげる約束をした。

学校から帰って、今日の森は栗の木の場所だから
穴の中にクワガタが入っちゃうから、祖父の鉈(なた)を自転車の
カゴに積んで迎えにいってやった。
東大出身だという両親の母親が怪訝そうに僕をみていたけど、
一緒に楽しく栗の木を切りまくって、たくさんクワガタをつかまえた。

だけどその日を境に、もう二度とそいつは僕に近づかなかった。
小3でもそれが相手の親の意思だと気がついた。

その後、そいつは無事に東大を出て官僚になった。
クワガタ採っていると東大に入れないのかもしれない。

鉈をチャリンコに積んでる小学生はもう見ないけど、
そんなガキがつくばにいなくなったのは寂しい。




薔薇の穴。

60cmは掘れと先生に言われた。園芸会の常識のようだ。
ブレンドした堆肥を掘った穴に入れる。
穴のテクスチュアがもう自然に美しい。
薔薇を植えたくなくなる瞬間だ。





元の土を堆肥と混ぜ合わせる作業。
料理をしない男でも、こねるのは得意だ。




男が植えるオールドローズはどうだろうか。

薔薇といえば女性のイメージがあるが、薔薇の育苗家は
世界的にも男性が多い。

女性に捧げる薔薇を、泥にまみれた男が酷寒から作る。
このストーリーはいい。
だからあんなにも薔薇が美しいのかもしれない。



              *



男ばかりの画像で色気がないので、
09年のつくばハーブ農園の薔薇を載せておこう。











つくばハーブ農園では精油の原料となる、オールドローズのみを栽培している。


・ダマスクローズ − 香油の原料となり、ブルガリアの薔薇の谷を代表する品種

・ケンティフォリアローズ − 中世の画家たちが頻繁に登場させたため
                  「画家の薔薇」とも呼ばれている。

・ガリカローズ −  別名フレンチローズ、ローズウォーターや砂糖漬けが
             薬用に用いられ、薬用の薔薇とも言われる。









モダンローズももちろんいいし、花屋の薔薇も見事だと思う。
オールドローズが市場に出回らないのもしょうがない。
出回らなくて良いと思う。


しかし一番だめなのが、棘のない薔薇がいかん。

この下手糞が手入れをするたびに皮手を突きぬけ、
流れる血を見てそう思う。

薔薇毎に棘の量も強さもそして、痛さも違う。

それがどんな意味をもっているのか僕には不明だが、
花のない時期の薔薇の手入れをしてみれば、
それが一つの「気高さ」のように感じてくる。

言葉もなく花もない、ただの棘の生えた枝の
薔薇のやつでもそんなメッセージを持っている。
僕らはどうだろうか。


男も女も生易しくないように
だから棘の生えた薔薇をプレゼントする男がいてほしい。








この写真が女性には見えない。
やっぱり薔薇はオスカルだろうか。

農園長



※カオン成城、カオン豊洲にて例年通り、5月上旬に「オールドローズフェア」を 
  開催する予定です。農園から直送される薔薇をお楽しみください。



The Old Rose Advocate 2012  -  
つくばハーブ農園 / オールドローズの栽培








お婆さんの月面野菜 − つくばハーブ園

 


祖父の生まれたつくば市のこの村には、
日本人元宇宙飛行士の方が住んでいます。
そこへ法事にいったところ、この村で自給自足をされている
70歳ぐらいのお婆さんと知り合い、
その方法を教えていただきました。

畑で育てた米や野菜はもちろん、味噌、ゆず味噌、そば、漬物、
こんにゃく、乾燥芋、柿の樽抜き、にんにく、を手作りされているそうで、
スーパーで買うのは、豚肉ぐらいだと言っていました。
それも、猪肉や鹿肉なども貰える時は買わないそうです。



つくばハーブ農園には柚子があるので、
柚子の使い方を聞いたところ、ゆず味噌をつくれば、
約1年ぐらい持たせることができるとの事でした。

これから旬を迎える大根を、ふろふき大根にして
そこにゆず味噌をつける、また夏は茄子にゆず味噌を
つけて食べるなど、年中使えるものだそうです。

帰りには、青森の方からもらった、
にんにく苗と無臭にんにくの苗と
3年かけてつくったこんにゃく芋を用いた、
お婆さんの手作りこんにゃくを頂きました。





村の寄り合いに出られなくなったと、NASAから連絡してくるという
元宇宙飛行士の人柄の良さも法事で知ることができました。

後に偶然人間ドックで一緒になりましたが、僕たちの着ている
変なガウンではなくて、やっぱりスペースシャトルのTシャツを
きていたので、嬉しくなりました。きっとこれが、つくば市なのでしょう。

月に水があることが発見された今、
お婆さんの月面野菜もいつかできるでしょう。










































シェ松尾・松涛/グランファミーユ・シェ松尾・成城とのワークショップ−つくばハーブ園





今週から世田谷区成城にある
シェ松尾/グランファミーユ・シェ松尾さんと
食とセラピーのワークショップがスタートしました。

つくばハーブ農園にて収穫されたローズマリー&柚子を
食材に用いて、グランファミーユ・シェ松尾成城店
では、フレンチメニューを提供していただき、
カオン成城ではそれらを用いてセラピーを行います。




旬の食材を用いて、医食同源がシェ松尾さんの
協力によって形になっていきます。

カオン成城ではこのような、新しい活動がスタートしました。