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秋の京都 大河内山荘【茶室 滴水庵】男の茶道★沼尻宗真


京都 大河内山荘の
茶室「滴水庵」を
拝見しました。
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昭和9年(1931年)
百人一首の聖地、小倉山の南東に
俳優の大河内傳次郎氏が
永遠の美を追究するため
自身で設計し30年の年月をかけて
大河内山荘を完成しました。
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庭全体を回遊すると
桂離宮のように、日本庭園の
醍醐味がすべて体感できる
庭園でした。 .
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炉開きの季節【寿山萬丈高】男の茶道★沼尻宗真

寿山萬丈高 
鵬雲斎大宗匠 筆
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榛、西王母
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炉開きに先生から
善哉を頂きました。
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寿山萬丈高、福海千尋深
じゅさんばんじょうたかし、
ふくかいせんじんふかしは、
長寿で福徳が大変大きいという
意味があります。
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茶人の正月と言われ
一陽来復となる霜月に
また新しい学びがありました。
茶の湯は深いですね。
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樂 吉左衞門X【深見陶治×十五代吉左衞門・樂直入】★男の茶道★沼尻宗真




 
十五代 樂 吉左衛門・直入先生と
深見陶治先生の、
初の二人展開会式/佐川美術館に
ご招待をいただきました。
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三年以上に渡る制作期間を経て、先生方の大作が発表されました。.
.樂先生は茶陶の世界で、深見先生は現代陶芸の
世界で互いに己の世界観を追求してきた事が良かった!という話が印象的でした。.



 

.最後に樂先生には茶陶を作る上での大切なアドバイスをいただきました。
本当に有難うございました。
日本陶芸史を変革してきた偉大な先輩方の
勇姿に感銘を受けました。

吉左衞門X深見陶治×十五代吉左衞門・樂直入佐川美術館 2019/10/1 〜 2020/3/29

With the 15th generation, RAKU KICHIZAEMON and Toshiharu Fukami, First two-person ceremony / at Sagawa Art Museum I received an invitation.

青花【瀬戸染付の道】★男の茶道★沼尻宗真

多治見工業高校専攻科の恩師である、
與語小津恵先生が学んだ
瀬戸市の瀬戸染付工芸館を
見学させていただきました。

與語小津恵 作  染付大皿
よごこずえ
瀬戸染付工芸館収蔵
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愛知県立芸術大学陶磁専攻卒業
愛知県立芸術大学院陶磁専攻修了
瀬戸染付研修所修了
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現在は豊田市にて作陶され
個展を中心に活動されています。

先生の水墨画のような優しい染付は
「染付濃(そめつけだみ)」という技法で
表現されています。
私も先生から指導いただきましたが
習得するには本当に難しい技法です。



瀬戸染付の起源は
19世紀初江戸時代に瀬戸村出身の
陶工加藤民吉が、九州の地で
磁器の製造技術を身に付け、
瀬戸に持ち帰り普及させたことが
始まりとされています。

江戸時代染付の原料となる
呉須/コバルトは希少であったことから、
尾張藩が管理していました。

染付といえば有田焼がありますが、
瀬戸染付の特徴は地元で採取されていた
「地呉須」を原料とし、
深い紺碧の耀きが特長です。

私の住む多治見や東濃一体でも
天然の地呉須を採取でき
陶芸学校の先生に見せていただいた
記憶がありますアート


風鈴唐物由来の染付水指を
運びで用いたり、
涼しげやな〜という理由から、
生地の棚に置いたら
寒気がするのは
茶道あるあるではないでしょうか。

今年のような盛夏に
染付の茶席なら
いっそう涼を感じます金魚


染付楼閣山水図茶入
19世紀 川本半助 作・アーレンス社 輸出用


瑠璃釉宝尽図手桶形花生
19世紀 作者不明

染付唐草文手桶形花生
19世紀 川本半助 作・アーレンス社 輸出用

染付と一言で言っても国内外産地により全く
違う表情と雰囲気です。



煎茶道【常滑・朱泥の急須を知る・鯉江廣先生】男の茶道★沼尻宗真



昔はどこの家でも

真っ赤な急須がありました。

私も祖父母に育てられ
朝から晩まで飲み物といえば、
自家製の苦い煎茶でした。

あの 真っ赤な急須 は
どこの焼き物か
皆さんは知っていますか?

愛知県の常滑焼が
「急須のふるさと」なんです。

今回は伊藤嘉章先生が総長を
務める愛知陶磁美術館で開催された、

「やきものの技法から常滑を知る」
鯉江 廣先生の急須制作の
公開講座を聴講いたしました。


常滑は知多半島で海に囲まれた
開放的な窯業地で、
私ももう5回以上訪れています。
古い窯場の街並みがカフェや
ギャラリーなどに美しく活用されています。

また映画「20世紀少年」のロケ地
としても有名です。





鯉江先生は、常滑市指定
無形文化財保持者であり
日本工芸会東海支部長も務められています。



急須のパーツは全部で五点

田んぼの下の田土に長石や
弁柄を混ぜ粘土を作っています。



急須作りには様々な道具と
茶漉し作りなど、繊細な技術が必要です。

厚さは大体2ミリ〜3ミリで
ロクロがひかれ、全体が
驚くほど軽いです。


胴の部分だけで
240グラムの粘土です。



紙のように薄い茶漉しに
一つ一つ穴をあけて仕上げます。





鯉江先生のお父様が開発した
板作りの平たい茶漉しは、
深蒸し茶などの詰まりを
防ぐ為に発明したもので、
現在手作りしているのは
鯉江先生だけとの事です。

通常の茶漉し  丸善製茶株式会社

蓋は
・平や盛蓋
・落とし蓋
・印籠蓋
デザインにより使い分けるそうです。


あわせて企画展も開催され
愛知県全体のやきものを
理解する事ができました。


人間国宝 三代 山田常山先生





急須の展観だけでも楽しいです。
7月7日まで愛知陶磁美術館で
開催されていますのでオススメです。

ちなみに、
日本で一番陶磁器を所蔵しているのは
この愛知陶磁美術館だと実感します。

茶道や煎茶をしている方はもちろん
日本全体の陶磁器を深く知るには
とても参考になる美術館です。

見学は一日がかりでお願いします💧




第12回 現代茶陶展「TOKI織部大賞」授賞式5・沼尻 真一




第12回 現代茶陶展 
TOKI織部大賞 沼尻 真一

土岐市収蔵











第12回 現代茶陶展「TOKI織部大賞」授賞式4・沼尻 真一





榎本徹 先生(岐阜県現代陶芸美術館顧問)や伊藤嘉章 先生(愛知陶磁美術館総長)には多治見工業高校の専攻科時代や

美濃陶芸 庄六賞 大賞の時から

様々なアドバイスをいただいて

おりました。




志野の人間国宝であり、

多治見工業高校の大先輩である

鈴木藏先生にも沢山のアドバイスを

いただく事ができました。



加藤唐九郎さんのお弟子さんであった

水野敬子先生ともお話する事ができました。



第12回 現代茶陶展 
TOKI織部大賞 沼尻 真一

土岐市収蔵














第12回 現代茶陶展「TOKI織部大賞」授賞式3・沼尻 真一





 


第12回 現代茶陶展 
TOKI織部大賞 沼尻 真一

土岐市収蔵


器かオブジェかみたいな区別ほど

無責任なものはありません。


美しくて使えるものは、

もはや沢山あります。


見た事のないものを作る事。


それは別に工芸でなくとも

写真家でも、建築家でも全ての

表現者に求められています。


しかし、世界の現実には

美しいものは1%位です。

あとは全くトキメキません。


工芸、写真、茶道

表現全てが満足できるレベルに

なるようにしたいです。















第12回 現代茶陶展「TOKI織部大賞」授賞式2・沼尻 真一







第12回 現代茶陶展 
TOKI織部大賞 沼尻 真一

土岐市収蔵











第12回現代茶陶展「TOKI織部大賞」授賞式1・沼尻真一






第12回 現代茶陶展 
TOKI織部大賞  沼尻 真一

土岐市収蔵